剣道を始めたばかりのお子様や、成長期を迎えた小学生のお子様を持つ保護者の方にとって、竹刀選びは非常に重要なポイントです。剣道の竹刀には、お子様の学年や身長、そして性別に応じた細かな規格が定められています。適切なサイズを選ばないと、正しいフォームが身に付かなかったり、手首を痛めてしまったりする原因にもなりかねません。
この記事では、小学生の剣道で使われる竹刀のサイズについて、選び方の基本から試合規定、さらに長く安全に使うためのメンテナンス方法までを丁寧に解説します。初めて竹刀を購入する方でも、お子様にぴったりの一本が見つかるよう分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。適切な道具選びが、お子様の上達を優しくサポートしてくれます。
小学生の剣道における竹刀サイズの基本規格と選び方

小学生が使用する竹刀には、一般的に「30(三〇)」から「36(三六)」といった数字で表されるサイズ規格があります。これは尺貫法に基づいた表記の名残ですが、現在は長さや重さがメートル法で厳密に規定されています。まずは、お子様の現在の状況に合わせた基本的な選び方を見ていきましょう。
学年別・身長別の一般的なサイズ目安一覧
小学生の竹刀選びにおいて、最も一般的な基準となるのが学年です。一般的には、小学校低学年(1・2年生)は「30」または「32」、中学年(3・4年生)は「34」、高学年(5・6年生)は「36」というサイズを使用することが多いです。しかし、お子様の成長には個人差があるため、学年だけで決めるのではなく身長も考慮する必要があります。
目安としては、竹刀を地面に立てたときに、つば(握り手の境目)がお子様の脇の下あたりにくる長さが理想的と言われています。これより長すぎると竹刀を振る際に地面を叩きやすくなり、短すぎると相手との距離(間合い)が取りづらくなります。まずは標準的なサイズを手に取ってみて、お子様の体格と照らし合わせてみることが大切です。
【小学生の竹刀サイズ目安】
・1年生~2年生:30(約92cm)または32(約98cm)
・3年生~4年生:34(約103cm)
・5年生~6年生:36(約111cm)
※身長が高いお子様の場合は、一つ上のサイズを検討することもあります。
公式試合で定められている長さと重さの基準
剣道の大会や審査に出場する場合、全日本剣道連盟が定めた規格を守る必要があります。小学生の場合、長さの規定は「そのサイズ以下」であれば良いとされていますが、重要なのは「重さ」です。重さは「つば(鍔)」を含まない状態で測定され、下限重量が決められています。この基準を満たしていない竹刀は、公式試合で使用することができません。
例えば、36サイズの場合、男子であれば340g以上、女子であれば320g以上という規定があります。市販されている竹刀の多くはこれに準拠していますが、使い込んで削れたり乾燥したりすると、規定重量を下回ってしまうことがあります。試合前には必ず、つばを外した状態で家庭用の秤などで重さをチェックする習慣をつけておくと安心です。
| サイズ(呼称) | 長さの規定(以下) | 男子重量規定(以上) | 女子重量規定(以上) |
|---|---|---|---|
| 36(小学校高学年) | 111cm以内 | 340g以上 | 320g以上 |
| 34(小学校中学年) | 103cm以内 | 280g以上 | 260g以上 |
| 32(小学校低学年) | 98cm以内 | 240g以上 | 240g以上 |
自分の体に合った長さを測る方法
既定のサイズ表に当てはめるだけでなく、実際にお子様の体に当てて微調整することも重要です。最適な竹刀の長さを見極めるもう一つの方法は、竹刀を床に垂直に立てて、顎(あご)の下から鼻の先くらいの高さにくるものを選ぶという考え方です。これを目安にすると、無理のない姿勢で竹刀を構えることができます。
また、長さだけでなく「柄(つか)」と呼ばれる握り手の部分の長さも重要です。柄が長すぎると、振ったときに脇が空いてしまい、正しい打突ができません。逆に短すぎると、両手の間隔が狭くなりすぎて力強い打突が難しくなります。お子様が自然に構えたときに、左手が柄の端にあり、右手が適切な位置に来るものを選びましょう。
男女による規定の違いと注意点
小学生の竹刀サイズ選びにおいて、長さについては男女差はありません。しかし、先述の通り「重さ」の規定において高学年用の36サイズからは男女で差が出てきます。低学年向けの32や中学年向けの34では男女共通の重量規定であることが多いですが、地域や大会独自のルールが適用されることもあるため、事前に確認が必要です。
女子のお子様の場合、手の大きさが男子に比べて小ぶりなことが多いため、柄が細めに作られた「女子用」や「細身タイプ」の竹刀を選ぶと、握りやすさが格段に向上します。無理に太い竹刀を握り続けると、変な癖がついたり、手の内(握り方)が崩れたりする原因になるため、重さだけでなく握り心地にも配慮してあげましょう。
子供の成長に合わせた竹刀選びとステップアップ

小学生は心身ともに大きく成長する時期です。入学当初と卒業間近では、体格が全く異なります。そのため、竹刀も一度買えば終わりではなく、成長に合わせて柔軟に買い替えていく必要があります。ここでは、成長の段階に応じたステップアップのポイントを解説します。
低学年(1・2年生)におすすめのサイズと特徴
小学校低学年のお子様は、まだ筋力が十分に発達していません。この時期に重すぎる竹刀や長すぎる竹刀を使ってしまうと、剣道嫌いになったり、手首を痛めてしまったりする恐れがあります。まずは「30」や「32」といった、振り抜きやすい軽量な竹刀を選ぶのが基本です。
また、低学年向けの竹刀は、安全性に配慮して全体的に丸みを帯びた形状のものが多いです。まだ正しい足さばきや素振りを覚える段階ですので、スピードよりも「正しい形で振れること」を最優先にしましょう。まずは軽い竹刀で、大きく、ゆっくりと振る練習を重ねることが、後の上達に大きく影響します。
中学年(3・4年生)の竹刀選びのポイント
3年生や4年生になると、体つきもしっかりしてきて、練習内容も少しずつ実践的なものに変わっていきます。この時期の多くのお子様は「34」サイズへと移行します。34サイズは、低学年用よりも少し重みが増し、打突時の手応えも強くなります。ここでしっかりと振る力を養うことが大切です。
この段階では、単にサイズを上げるだけでなく、少しずつ自分の好みに合ったバランスの竹刀を探し始めても良いでしょう。例えば、少し手元に重心があるタイプの方が振りやすいと感じるお子様もいれば、真っ直ぐなタイプが扱いやすいと感じるお子様もいます。いろいろな竹刀を試してみて、振ったときの感覚を大切にする時期と言えます。
中学年になると試合の機会も増えてきます。予備の竹刀を含めて、常に同じサイズ・同じ重さの竹刀を2本以上用意しておくのが望ましいです。1本が割れてしまっても、同じ感覚で試合に臨めるようにするためです。
高学年(5・6年生)でのサイズ移行と中学生への準備
5年生、6年生になると、小学校生活の総仕上げとして「36」サイズを使用します。36サイズは、中学生が使う「37」サイズの一つ手前の段階であり、重さもぐっと本格的になります。この時期にしっかりと36サイズを使いこなせるようになると、中学進学時の竹刀サイズの変更(37サイズへの移行)もスムーズに行えます。
特に6年生の後半になると、中学生の練習に参加したり、より重い竹刀を振る機会が出てきたりします。しかし、無理に早く中学生用を使う必要はありません。まずは小学生としての規定である36サイズを、正しいフォームで最速で振れるようにすることが、中学生になってからの飛躍につながります。自分の筋力に見合った最適な重さを選んであげてください。
成長期にありがちな「短すぎる」問題の解決策
成長期のお子様は、半年で数センチ身長が伸びることも珍しくありません。さっきまでちょうど良かった竹刀が、いつの間にか短く感じられるようになることがあります。竹刀が短すぎると、構えたときに剣先が下がりやすくなり、相手に対して威圧感を与えることができなくなります。また、打ち込みの際に踏み込みが浅くなる傾向があります。
もし、お子様が「最近打ちが届かなくなった」と感じていたり、指導者から「間合いが近い」と指摘されたりする場合は、サイズアップを検討するタイミングかもしれません。ただし、サイズを上げると重量も増えるため、最初は少し重く感じるはずです。いきなり全ての竹刀を変えるのではなく、まずは1本新しいサイズを取り入れて、素振りから慣らしていくのが賢明な方法です。
竹刀の形状や重心の種類とそれぞれのメリット

小学生用の竹刀といっても、実は全て同じ形をしているわけではありません。竹の削り方によって、重心の位置や振ったときの感触が大きく異なります。サイズが決まったら、次はお子様のスタイルに合った「型」にこだわってみるのも、剣道の楽しみの一つです。
初心者に扱いやすい「並型」の特徴
最も一般的で、多くの武道具店で扱われているのが「並型(なみがた)」と呼ばれる竹刀です。これは竹の太さが全体的に平均的で、癖のないスタンダードな形状をしています。重心のバランスが真ん中あたりにあるため、基本の素振りから試合まで、あらゆる場面でオールマイティに活躍してくれます。
剣道を始めたばかりの小学生には、まずはこの並型の竹刀が最もおすすめです。変な癖がつきにくく、素直な軌道で竹刀を振る感覚を養うことができるからです。価格も比較的リーズナブルなものが多く、買い替えが多い成長期のお子様にとっては経済的なメリットもあります。まずは並型でしっかりと基本を身に付けましょう。
手元に重心がある「胴張り(どうばり)」の魅力
「胴張り(どうばり)」とは、柄(つか)に近い「胴」の部分を太く削り、剣先を細く仕上げた形状の竹刀です。この形状にすることで、重さの重心が自分の手元の方に来ます。重心が手元に近いと、実際の重量よりも振ったときに「軽く」感じられるのが最大の特徴です。
胴張り竹刀は、素早い連続技や、竹刀を小さく速く振る必要がある試合形式の練習に適しています。「今の竹刀だと少し重くて振るのが遅くなってしまう」と感じているお子様には、同じ36サイズでも胴張りタイプを試してみる価値があります。ただし、剣先が軽い分、しっかりと正確に当てないと有効打突になりにくいという側面もあるため、中級者以上に向いています。
【胴張り竹刀のメリット】
・重心が手元にあり、竹刀操作が軽快になる
・手首の返しがスムーズに行いやすい
・速いテンポの打突が可能になる
先が軽い「実戦型(じっせんがた)」と振りやすさ
胴張りと似た特徴を持ちつつ、より試合での使いやすさを追求したのが「実戦型(じっせんがた)」です。これも剣先を極限まで細く削ることで、操作性を高めています。小学生の試合では、スピード感のある攻防が求められるため、高学年の選手に人気があります。
ただし、実戦型の竹刀は剣先が細いため、通常の竹刀に比べて割れやすいというデメリットがあります。激しい稽古(けいこ)で毎日使うと、すぐに傷んでしまうこともあるため、普段の基本練習には並型を使い、試合やここぞという時の練習に実戦型を使うといった使い分けをするお子様もいます。道具を大切にする心も、こうした使い分けから学べるかもしれません。
柄(つか)の太さや形が及ぼす握り心地への影響
竹刀のサイズや形状だけでなく、直接手が触れる「柄(つか)」の仕様も重要です。一般的な丸型のほかに、断面が卵のような形をした「小判型(こばんがた)」があります。小判型は木刀と同じような握り心地になり、刃の向き(刃筋)を意識しやすくなるというメリットがあります。
また、柄の太さもお子様の手の大きさに合わせる必要があります。手が小さめのお子様には細めの柄を、逆に手が大きくなってきて安定感が欲しいお子様には少し太めの柄を選んであげましょう。柄が手にフィットしていないと、無駄な力が入りすぎてしまい、肘や肩を痛める原因にもなるため、実際に握ってみて「しっくりくるか」を確認することが大切です。
安全に使い続けるための竹刀の点検とメンテナンス方法

剣道は相手を敬い、共に高め合う武道ですが、壊れた道具を使うことは非常に危険です。特に竹刀は、強い衝撃が加わるため、日々の点検が欠かせません。お子様が安全に練習に取り組めるよう、保護者の方もメンテナンスの知識を持っておくことが重要です。
ささくれや割れのチェックポイントと危険性
竹刀は複数の竹を組み合わせて作られているため、打突の衝撃で竹の繊維が剥がれ、「ささくれ」ができることがあります。このささくれを放置したまま練習を続けると、相手の面金の隙間から破片が目に入ったり、皮膚に刺さったりする大変危険な事故につながります。また、竹自体に縦の亀裂(割れ)が入ることもあります。
練習前、練習中、練習後には必ず竹刀をなでるようにして(手を切らないよう注意しながら)、ささくれや割れがないかを確認してください。少しでも異常を見つけたら、すぐに使用を中止させましょう。道具の異常を自分で察知することも、剣道の修行の大切な一部です。小さなお子様の場合は、大人が一緒に見てあげる習慣をつけましょう。
竹刀を長持ちさせるための日々のお手入れ
新しい竹刀を購入したときや、乾燥する季節には、竹刀専用の油(椿油など)やワックスを塗るのが効果的です。竹は乾燥すると強度が落ち、割れやすくなります。油を薄く塗って繊維に染み込ませることで、適度な粘り強さと柔軟性が生まれ、竹刀の寿命を延ばすことができます。
また、軽微なささくれであれば、サンドペーパー(紙やすり)で削って整えることができます。ささくれを削った後は、必ず油を塗って保護してあげましょう。ただし、深く割れてしまったものは修理して使うことはできません。お子様には「竹刀は消耗品だけれど、大切に使えば長く応えてくれる」ということを伝えてあげてください。
組み替えや部品交換のタイミング
竹刀は4つの竹の節(ふし)を組み合わせて作られています。そのうちの1枚だけが割れてしまった場合、他の竹刀の生きている竹を組み合わせて1本の竹刀として再生させる「組み替え」が可能です。同じサイズ、同じ型の竹刀をストックしておくと、こうした再利用がしやすくなります。
また、竹刀の先端についている「先ゴム」や、竹をまとめている「弦(つる)」、握り手の「柄革(つかがわ)」などの部品も消耗します。弦が緩んでいると竹がバラバラになって危険ですし、柄革が破れていると滑って竹刀を飛ばしてしまうかもしれません。竹だけでなく、これらの備品も定期的に新品に交換することが、安全への第一歩です。
正しい保管場所と湿度の管理について
竹刀の保管場所も、その寿命に影響を与えます。竹は天然素材であるため、極端な乾燥や湿気を嫌います。エアコンの風が直接当たる場所や、直射日光の当たる車内などに長時間放置すると、竹がもろくなり、いざ使ったときに簡単に割れてしまうことがあります。
基本的には、風通しの良い日陰で保管するのが理想的です。また、竹刀袋に入れたまま放置するのではなく、時々袋から出して状態を確認してあげましょう。梅雨の時期などは湿気でカビが生えることもあるため注意が必要です。大切に保管された竹刀は、お子様の頼もしいパートナーとして、日々の厳しい稽古を支えてくれるはずです。
竹刀を購入する際に確認しておきたい付属品と周辺アイテム

竹刀本体のサイズが決まったら、それを使用するために必要な付属品も揃える必要があります。付属品一つひとつにも選び方のポイントがあり、それらをお子様に合わせることで、より使い心地の良い竹刀が完成します。ここでは、竹刀周りの重要なアイテムについて紹介します。
つば(鍔)とつば止めの選び方
つば(鍔)は、相手の竹刀から自分の手を守るための重要なパーツです。小学生の場合、一般的にはプラスチック製の茶色のつばが広く使われています。サイズは竹刀の太さに合わせて選ぶ必要があり、34用、36用などと表記されています。竹刀に通したときに、ガタつきがなく、かつきつすぎないものを選びましょう。
つばを固定するための「つば止め」も必須です。最近では、ゴム製のものだけでなく、カラフルなデザインや模様が入ったもの、ワンタッチで固定できる機能的なものなど、たくさんの種類があります。お子様が気に入ったデザインのつば止めを選ぶことで、道具への愛着が増し、練習へのモチベーションアップにつながることもあります。
柄革(つかがわ)の種類と滑りにくさの重要性
柄革(つかがわ)は、竹刀の持ち手部分を覆う革のパーツです。ここが滑りやすいと、しっかりと竹刀を握ることができず、正確な打突ができません。小学生には、手に馴染みやすく耐久性のある「床柄革(とこつかがわ)」や、より柔らかくフィット感の高い「吟柄革(ぎんつかがわ)」がおすすめです。
練習を重ねると、柄革は汗を吸って硬くなったり、摩擦で薄くなったりします。滑るようになった柄革を使い続けると、変な力が入ってしまい、握り方の癖が悪くなる原因になります。少し滑るようになってきたなと感じたら、早めに交換してあげましょう。常に良いコンディションの柄革で握ることが、正しい「手の内」を作る近道です。
柄革を交換する際は、竹刀のサイズに合った長さを選ぶのはもちろんですが、あえて少し短めの柄革を伸ばして装着することで、竹刀との密着度を高める工夫をすることもあります。慣れないうちは、武道具店の店員さんにお任せするのが確実です。
竹刀袋の選び方と持ち運びの注意点
竹刀を運ぶための竹刀袋も、小学生にとっては大切なアイテムです。1本から2本入るコンパクトなものから、3本以上入る大容量のものまであります。小学生の間は、練習用と予備の2本を持ち歩くことが多いため、2本から3本入るサイズが使い勝手が良いでしょう。
また、肩掛けベルトがついているタイプなら、自転車での移動や徒歩での通いも楽になります。最近では防水加工が施されたものや、お名前の刺繍を入れられるものも人気です。自分のものだと一目で分かるようにしておくことは、道場での取り違えを防ぐためにも大切です。重い竹刀を安全に持ち運べるよう、丈夫な素材のものを選んであげてください。
インターネット通販と武道具店での購入の違い
最近はインターネット通販でも手軽に竹刀を購入できるようになりました。通販のメリットは、価格が比較的安く、重さやサイズの指定も細かくできる点にあります。忙しい保護者の方にとっては非常に便利です。一方で、実際に手にとって振ってみることができないため、届いたときに「思っていたより重く感じる」といったミスマッチが起こる可能性もあります。
対して、実店舗の武道具店で購入するメリットは、プロのアドバイスを受けながら、実際に数本の竹刀を振り比べて選べることです。特にお子様が初めてサイズアップする際や、握り心地にこだわりたい時は、お店に足を運ぶことをおすすめします。店員さんは多くのお子様を見てきているため、その子にぴったりのバランスを提案してくれるはずです。
まとめ:小学生に最適な剣道の竹刀サイズを選んで楽しく上達しよう
小学生の剣道において、竹刀のサイズ選びはお子様の上達と安全を守るために極めて重要です。まずは学年や身長に合わせた「30」から「36」までの基本サイズを把握し、そこからお子様の体格や筋力に合わせて微調整していきましょう。無理に大きなサイズを使うのではなく、今の体格で「正しく振れる」一本を選ぶことが、将来の大きな成長へとつながります。
また、竹刀は単なる道具ではなく、剣士の魂とも言える大切な存在です。日々のささくれ点検やメンテナンスを通じて、道具を慈しむ心を育むことも剣道の教育的な側面と言えます。保護者の方がサイズ規定や安全管理に関心を持つことで、お子様はより安心して稽古に打ち込むことができるようになります。適切な竹刀と共に、お子様が剣道の道を元気に歩んでいけるようサポートしていきましょう。


